はじめに
これは家でロボットを作りたい学生が自宅にそろえた環境の紹介と今後そろえたいものを書いていきます。
現環境紹介
現在の環境を紹介していきたいと思います。
ハードウェア
3Dプリンター
まず紹介するのは3Dプリンターです。現在2つ所持しています。
1つ目はAdventurer3
これは高校1年の時溜めていたお年玉で買った初めての3Dプリンターです。自分のロボット開発のすべての始まりはここかもしれません。中学生の時3Dプリンターの存在を知ってから、高校になったらを買うと決めてました。いろいろと調べていくにつれFDM方式、ABS対応、ボックス型、分解能0.05mmなど欲しい条件が増えて、条件に合うものが見つからない中予約販売が開始されたのがこれでした。
もちろん先駆者はいないので不安はありましたが、これはめっちゃいい3Dプリンターでした。使いやすく、メンテナンスもそこまでいらず、スライサーソフトも純正の使いやすいものがあるので初心者にはうってつけです。これでロボカップやロボットハンドをつくっていました。
2つ目はGKtwoです。
これも偶然ですが、クラウドファンディングで買ったものなので日本での先駆者はいない状態で買った光造形の3Dプリンターです。光造形はランニングコストが高く、後処理も面倒と聞いていたので一人暮らしをするまでは買わないつもりでしたが、サンステラさんがツイッターでバズったら3Dプリンター代を無料にするとかいうすごいキャンペーンをしているのを知り、ロボットハンドで3度バズっていたことでこれは行けると思い買ってしまいました。ちなみに今はまだ条件を満たしていないので無料になっておらず、金欠です。
使った感想は「超高精度!めっちゃ使いやすい!」です。FDMでは細かいディテールは再現できませんでしたが、光造形だとこんな小さなものを表面の質感まで再現することができるというのは感動モノでした。これで今まで出来なかった細かい意匠をつけたり、なくしてしまったプラモデルの細かいパーツや改造パーツを自分で作れるようになったのです。そして処理に関しては今まで光造形を使っている人のYoutubeなどを見ていましたが、それらに比べてもめっちゃ楽です。においもすくなく、インターフェイスもわかりやすい。電源ボタンもUSBポートが前にあり、自動加熱もできる。また、クラウドファンディングで同時に買った超音波洗浄機と二次硬化機を使うと、印刷が完了してからそのまま洗浄して、乾燥させて、二次硬化してが手を汚すことなくできました。そしてABSlikeのレジンを使ったら、ふつうに頑丈だったので多分Adventurer3を使う機会が激減しそう...
パソコン
使っているのはGtuneのものでCorei7と3060tiを積んだものです。
デュアルモニターは便利なのでお勧めします。
そしてメモリは16G以上を選んでください。fusion360はめっちゃメモリ使うので
安定化電源
Amazonで8000円ほどで買いました。
これがあれば電子回路を作ったときちょっと5Vが欲しい、3.3Vが欲しいなんて時にめちゃ便利です。というか電子工作をしたい、1からロボットを作りたいという人は必須です。
ロボットハンドはサーボを5個同時に使い、最大で2A以上流れるので電池1個では賄えません。LIPOバッテリーを使う手もありますが自宅で管理するのは少し怖いのでショート対策もある安定化電源が一番おすすめです。
温度調節機能付きはんだごて
白光のもので、これは温度調節できることではんだが全然溶けなったり、温度が高すぎて沸騰したりすることもなくはんだ付けができます。また、加熱が早いので5秒もせずに使えます。
これを買ってからはんだ付けのストレスが大幅に軽減されたのでおすすめです。あとこて台も白光のを買いました。ワイヤータイプのクリーナーはこて先の温度が下がらないのですぐに作業に戻れて便利でした。
ペンサンダー
オムロンのやつ
プラモデルの加工や3Dプリンターのサポート跡などを
ラジオペンチ
ピンセットとペンチのいいとこどり的な奴。先端が平らなものがおすすめ。
ワイヤストリッパー
ワイヤの被膜を剥くための工具。ペンチとニッパーの機能も含まれてるのでいい。
これ
https://jp.rs-online.com/web/p/wire-strippers/9107197
ソフトウェア
fusion360
個人であれば無料で使える3DCAD。レンダリングだったり、強度試験だったり、いろいろと機能があって便利だが、正直使い切れない。
結構メモリを食うし、ちょっと加工をミスると頻繁にフリーズするのでちょっと不便
いつかはもっと軽くて使いやすいものに変えるかも
ArduinoIDE
arduino用の開発環境。いろいろなライブラリがそろっていてつかいやすい。
今後揃えたいもの
旋盤
金属でも円柱状に加工できるようになる。
CNCフライス盤
これで木材や塩ビなども加工可能になる。そして金属加工ができると作れるものの幅が大きく広がるので欲しいが、値段が高いし、うるさいし、場所取るし、水も必要などいろいろと導入が厳しい。
レーザーカッター
切断や刻印ができるようになる。
切断に関してはCNCのほうが向いているかもしれないが、木材を加工した独特の断面だったり、金属に写真を刻印出来るので欲しい。
エアブラシ
光造形で作ったものを塗装する際、筆だとどうしてもムラや塗り跡が残ってしまうので高品質な塗装にはエアブラシが必須。
スプレーと違い調色も簡単。
ベルトサンダー
ものを削るための工具
木材の加工には一番向いてるかも。
手でやすりをずっとかけていた時、めっちゃほしくなった。
オシロスコープ
通信などを直接読めるようになったり、ノイズを測定できたりする。たぶん回路を極めるには必須。
リフロー
プリント基板を使い始めると表面実装が始まり、もはや手では半田付けできない大きさになってしまう。
その時にはリフロー炉に入れて、基板ごと加熱して半田付けするらしい。
電子部品が詰まった棚
秋月の店舗的な感じで大体の部品はここで手に入るくらいにしたい。
デカい部屋
上にあげたものが全部入り、作業スペースも確保できるくらいデカい部屋が欲しい。
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